講演・セミナー

ロボットと人工知能の未来:松田卓也

D2 1日目(6日:金) 15:15〜16:00/場所:2F ステージD


シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人間の知能をはるかに超える超知能が生まれる時であると定義する。

その時点は米国の未来学者であるカーツワイルによれば2045年の事である。

シンギュラリティが起きると科学技術が爆発的に発展することにより、我々の生活は大きな影響を受ける。超知能はコンピュータによる機械知能かもしれないし、それにより知能強化された人間かもしれない。

カーツワイルによれば、シンギュラリティより以前の2029年には、人工知能が一人の人間なみの能力になると言う。これを前特異点と呼ぶことにしよう。

現在の特異点研究は圧倒的に米国企業に偏っている。
米国のIT大企業と欧米政府と日本の研究投資額を比べると、100対10対1程度になる。
このままでは日本の敗北は必至である。

超知能を作ることに成功した国は強大な科学技術、産業力を獲得することにより21世紀の先進国となり、それに失敗した国は21世紀の発展途上国に転落するであろう。
日本はこのままでは発展途上国に転落する可能性が高い。

しかしここにその仮定をちゃぶ台返しするような隠し球があるのだ。

本講演ではそれについて語る。

プロフィール


神戸大学名誉教授 松田 卓也
1970年京都大学大学院博士課程修了、理学博士、天体核物理学専攻、1970年京都大学工学部航空工学科助手、1973年同助教授、1992年神戸大学理学部地球惑星科学科教授、2006年同定年退官、2006年同志社大学、甲南大学非常勤講師、2013年定年退職、ジャパンスケプティックス会長、NPO法人あいんしゅたいん副理事長、元日本天文学会理事長

著書:『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』・『間違いだらけの物理学


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